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体内の水分の構造

体内の水分は、細胞内に封じ込められた「細胞内液」と、血液や細胞間液などの「細胞外液」に分けることができます。体重の60%を占める水のうち45%が細胞内液で、残り15%の細胞外液が、血液やリンパ液として体内を循環し、さまざまな調整を行います。この2種類を合わせて体液と呼びます。

体液は生命の維持や活動に不可欠な水分です。成人の血液の総量は5リットル、血液以外の体液の総量は1~2リットルです。人間の体液は、「海水」にきわめて近い構造となっていて、ナトリウム、カリウム、マグネシウム、カルシウムなどの成分を一定のバランスに保ち、必要な成分を吸収し、不要なものを排泄して生命活動を行っています。

体内の水分が失われてナトリウム、カルシウムなどのバランスが崩れ、あるレベルを越えると死に至ります。これが「脱水症状」です。脱水症状は、小児の場合で5%、成人では2~4%不足すると、症状が現れます。水分は命に直結しているのです。

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